白兎神社はその名のとおり白兎神を主祭神とする神社で、神話「因幡の白兎」の舞台であったとされる、白兎海岸に面した小高い砂丘上にあります。

境内にある白兎が傷を洗ったとされる「身洗池」は、日照りや豪雨の時でも水位が変わらないといわれ、別名「不増不減の池」 とも呼ばれています。

賣沼神社は本作品のヒロイン八上比売命を主祭神として祀る神社であり、神社の入口には大鳥居や大国主命と八上比売のロマンスをモチーフにした石像などがあります。また、神社の横を流れる曳田川はさんで向かいあう山には八上比売の墓ともいわれる嶽古墳が存在しています。

酒賀神社は大穴牟遅命（大国主命の別名）と八上比売を祀る神社であり、もしかしたら二人が新婚時代を過ごしたスイートホームであったかもしれません。

神社の入口には鳥取県銘木100選の杉の大木がそびえ、樹木と苔に囲まれた参道は神秘的な雰囲気に包まれています。

​御湯神社は御井神（大国主命と八上比売の御子）と大己貴命（こちらも大国主命の別名）、八上姫命の家族を祀っている神社です。神社近くにある、岩井温泉は１２００年の歴史を持つ大変古い温泉ですが、御井神社は開湯と同時期には既に存在していたとされています。